大岡山幼稚園は、教会附属のキリスト教の幼稚園です。
子どもたちは神さまから命を与えられ、愛されているかけがえのない存在です。
幼児期に必要なのは、愛され守られて育ったことで育まれる心の安定です。
自分を守ってくれる両親や家族、保育者だけではなく、すべてを守ってくださる神さま
に出会うということは、心の安らぎと共に恵みの時となっていくことでしょう。
幼稚園では毎日クラスで礼拝をし、聖書のお話を聴きます。
神さまは子どもたちひとりひとりにふさわしい賜物を与えてくださいました。
私たちはひとりひとりの子どもをあるがままに受け入れて大切にしています。
自分をしっかり認めてもらった子どもは、自分を主張しながらも相手のことを理解して
いくことができるようになっていきます。素敵なことですね。
最近は兄弟が少なくなってきました。幼稚園では異年齢のお友だちと1年間パートナー
を組み、水曜日は7つのクラスを4つのグループに分け、活動しています。
年長さんが一生懸命年少さんのお世話をしているのはとても微笑ましい光景です。毎週
教師もグループが変わりますので、どの先生も幼稚園中の子どもたちをよく知っていま
す。
私たちの園では自由遊びを大切にしています。それは遊びの中で子どもたちは工夫した
り、考えたり、気が付いたり、我慢したり、ゆずったり、いろんなことを学んでいくか
らです。
ケンカもします。泥んこにもなります。好きな所で好きな人と好きなことをできる子ど
もは満たされていきます。
お友だちの中にはいろいろな障がいを持ったお子さまもいらっしゃいます。
大岡山幼稚園ではもう40年以上も前から障がいのあるお子さまも、ほかのお子さまと一
緒に神さまから愛されている子どもとして一緒に過ごす統合保育をしています。
お互いが認め合って、それぞれの個性として受け入れ、優しい気持ちが育っているのは
うれしいことです。